年末のお話〜衣類のお下がり

網走のカマクラ〜監獄

年末,札幌帰省した時,母に「このグリーンいい色なんだから,このセーター着なさい。肩パットはずせば,着れるでしょ!」と言われ,内心『え〜!』と思い,言葉につまると,「お母さんのだったらいやかい?」と,母が悲しそうな顔をして言ってきた。そんな悲しそうな顔をされてると,かわいそうになり,『もってかえるよ』と言って新潟に持って帰ってきたのだが……
 後日,職場には,職場の服があるし,着て帰るだけだからと思い,そのセーターを着ていった。しかし,その日は,弁当を作る時間がなく,お昼に着替えて弁当を買い戻って,つい,コートを脱ぐと「何,その服!」と言わんばかりのスタッフの無言で嫌そうな目線が…気がつかない振りしたが,やはり,このセーターは,オバサンぽかったかぁ…色は確かによかった。しかし,デザインが,まさに中年向けのデザインで,肩パットをたとえ,はずしても,体に合わないし,中年向けの服であることは,明らかで,ちょっと厳しかった……。その日以降,グリーンのセーターは,家で着ることにした。 
〜お下がりは,着れる服もあるけど,着れない服もある……

写真〜網走のカマクラ〜監獄

PS;今日は,家に帰ってグリーンのセーターに着替えてかぼちゃサラダhttp://d.hatena.ne.jp/pensamiento/20060507)とお雑煮(朝ごはんの分)を作りました。グリーンのセーターは,ホームウェアとして活躍しております。