マメ知識★★★ベートーベンの運命の出だしは、何を意味するか?

pensamiento2006-02-07

みのもんたのクイズミリオネラの番組でこの問題がでたが、私は悔しくもわからなかった。
そこで、今日、自分のカセットテープを出したが、解説書を紛失してた。そこで、今、インターネットで検索してやっとわかった。
交響曲第五番ハ短調 作品67「運命」聴くたびごとに、新たなる美しさを発見し、新たなる感動を呼び起こされる音楽というものは、そうざらには無いが、この曲は、まさにそうした音楽である。ベートーヴェンは、二十代の終わり頃から、音楽家として何よりも大切な聴覚をおかされた。だが彼は、そうした過酷な運命に、激しい戦いを挑んでいくことを決意する。1808年(33歳)に完成されたこの曲は、強く生きようとしたベートーヴェンが、日頃心に刻み込んでいた「苦しみを通じての歓喜」ということばを、そのまま音楽にしたものといってよい。冒頭の“運命の動機”と呼ばれる四つの音から、歓喜にみちあふれた終楽章まで、全楽章を通して、「暗黒から光明へ」というテーマが、みごとにつらぬかれていて、まさに不滅の傑作となっている。
ところで、この曲の「運命」という愛称は、ある時、彼の弟子のシントラーがベートーヴェンに、第一楽章の冒頭の主題についてたずねたところ、ベートーヴェン「運命はこのように扉をたたくのだ」といったところからつけられたものだという。日本ではこの愛称が愛されているが、実のところ、外国ではほとんど使われていない。』
http://tokyo.cool.ne.jp/nishi/sakkyokuka/beethoven.html